いい加減な気持ちから発生するニーズ

2009年1月31日
情報技術って便利ですよね。 距離、時間、記憶容量、人の限界を超えた生活をボクらに与えてくれます。
とくに様々な情報を共有できる、情報ソフトやデータベースってホント便利なんですが、インターフェースが紙の辞書と同じ発想で、進化してない。

そんな中、昨年アメリカでリリースされた発想が面白いインターフェースを持つアプリがあるのでご紹介します。

 で、例えば・・・

知人と昼御飯を食べに行った時、我儘なボクは自分では何の提案もしないくせに同伴者の提案にはダメ出ししたりします。

ボク「なんかサッパリした感じがいいんだよね」

同伴者「うまい蕎麦屋が近所にあるから、そこで食べない?」

ボク「いや、蕎麦はちょっと気分じゃないなぁ、和というより洋かな」

 同伴者「・・・・・」

同伴者「じゃぁ、そこのパスタ屋のカッペリーニ美味いから・・」

ボク「いや、でもあそこ値段がさぁ・・・」

 同伴者「いや、普通でしょ。値段。ランチ1000円だよ、800円からあるし」

 ボク「え、そうだっけ?いやぁ、でも、やっぱ麺類はない感じがしてきた」

同伴者「さっきサッパリした感じがいいっていったじゃんよ」

 ボク「さっぱりといっても麺類ではないね。どっちかっていうと寿司とかさ」

同伴者「じゃぁ、寿司いこう」

 ボク「イヤ、さっき言ったとおり洋の気分なんだよね」

 などという不毛な会話(相手にとって)をこころゆくまでした後で、

 「なんか、ホントに腹へってきたからそこのラーメン屋、はいろうか」

とか言ったりします。

近年の情報技術を使えば、求めている情報には簡単にたどり着ける。 でも、求めているものが曖昧で、ちょっと相談したい時なんかどうだろうか? そんな状態をサポートしてくれる情報技術は数少ない。

ボクの我が儘は情報技術だけでは解決できないのだ。


 そんな中、とても腑に落ちるインターフェースを持ったアプリケーションを紹介します。

 ボクのランチ選びのお供にピッタリです。 iPHONEをシャカシャカ振るとスロットがまわって、地域、料理のジャンル、値段帯などを表示しれくれるアプリケーション。

勿論表示された条件の中から気に入ったものだけキープしてしぼりこむのも可能。とにもかくにもご覧あれ。




↓アップルのサイトにもあります。

アーバンスプーン。

http://www.apple.com/iphone/gallery/ads/

シャカシャカと振ってランダムに飲食店が表示される。

これって、誰かと食事に行く時、自分には具体的な食べたいものはないけどイヤなものはある。

友人に何がいいって聞いて、答えてくれたものに対してだけダメ出しをするという、よくある状況にとても似てますよね?



気持ちから発生するいい加減なニーズに対応するインターフェース、いい企画ですよね。
END
イラスト


飯塚 岳人

(株)アタリ しゃちょー
Entertainment Director
Illustrator、カジノ好き

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